私の名前はジロギン。

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「落ちる夢」はなぜ見るの?体がビクッとなるのはなぜ?

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昨晩見た夢はあまりいい夢とは言えない夢でした…

 

私は夜のビル街にいました。あるビルの屋上です。ビルの高さは216m。かなりの高層ビルです。

その屋上は強化ガラスで囲っており、四方そして上部からも外界からの接触はできない作りになっていました。
縦20m×横20m×高さ20mくらいでした。


なぜそんなことになっていたのか、最初から私はわかりませんでした。自殺防止にしては強化ガラスで囲ってしまうなんて大袈裟だなと思いました。


そこに1人の男の友人が現われてなぜこのようなガラスで囲ってあるのかを説明してくれました。
これは新しい「ゲーム機」で、ビルそのものがプレステ4とかWiiのようなゲーム機。
そしてこの屋上ではプレイヤー同士が1人乗りの高さ4mくらいのロボットに乗り込んで戦う。ロボットが壊れた方が負けという新しいゲームなのだということでした。


すなわち「ロボットの格闘リング」みたいなものでした。周りのビルを見てみると、他にもこのような屋上がガラス張りのビル街複数あり、中ではロボットが戦っていました。


友人に「このゲームはいくらするのか」と聞いたところ、「貰い物だからわからないけど、多分億単位の金がかかってる」とのこと。
金持ちの道楽そのものだな…と私は呆れました。

 

とりあえずプレイしてみようということで、私と友人は各自ロボットに乗り込みました。
ロボットは基本的に歩く、走る、殴るくらいしか出来ません。
試合時間は5分。その間に相手のロボットを壊した方の勝ちでした。
しかし、私も友人もロボットを動かすのが初めてで、ろくに戦うこともなく、操作方法を探り探りプレイしているうちにタイムオーバーになってしまいました。


「すごい難しいし、もし上手く出来たとしてもロボットが壊れちゃったら出来なくなるクソゲーじゃん!!」


と私は悪態をつき始めました。


「こんなゲームに何億も払うとか意味わからないよ!しかもビルの屋上でやる意味もわからないし!地上でやった方がもっと安く作れたんじゃないかな!?」


私の文句に対して友人が応えました。


「確かに俺もこのゲームは思った以上につまらなかったなぁ。でも、このゲームをビルの屋上でやることには意味があるよ。
実はこのゲーム、負けたプレイヤーがいる部分の床が罰ゲームとして抜け落ちるんだよ。多分この場合、2人とも落ちるんじゃないかな?」


「は?」


と私が疑問に思ったのも束の間、警報ブザーが鳴り響くと同時に、床がとてつもないスピードで下がり、私たちはほとんどビルから落下するような速度で216mを落ちていきました。


落下中に私は友人に「これは大丈夫なのか?助かるのか?」と話しかけましたが友人は「わからん」の一点張り!高速で落下する中、私は怖くて目を覚ましました。

 

 

 


途中まではロボットを動かして戦うという男ならば誰もが一度は憧れるような楽しげな夢でしたが、そこから一気に落下させられるとは、高所恐怖症の私にとってはとても怖い夢に変わりました…
そして目覚めたら月曜日という二重の不快感。日曜〜月曜日はせめて楽しい夢を見せて欲しいですね。

 

落ちる夢というのは


「不安や不信感を強く感じているときに見る夢」


とされているようです。仕事や健康などに対して不安を抱えているときに見ることが多く、若い人ほど見やすいのだとか。


うん。確かに不安は抱えてます。いつでも抱えてます。でもそれは仕事かな…?ブログのことかな?どっちでしょう?
どちらかというと将来全体に言えるかもしれません。今後の自分の将来が見えず、いつも不安に思っていますので、近い将来でもいいので知りたいです。本当、1時間先のことでも知りたいです。


まぁ不安に感じていても仕方ないですし、寝てもこうして落ちる夢を見て気持ちよくなれないなら、損しているだけなので、あまり深く考えず、前向きに生きていこうと思います!!

 

 

ちなみに、落ちる系の夢を見た時って、起きる際に


ビクッ


となって起きることありますよね?
経験ある方が多いと思います。


これは「ジャーキング」と呼ばれる現象です。
変な体勢で寝ていたり、体が疲れているときによく起こる現象とされています。


ジャーキングの原理は、眠りについた時に体の力が抜けて筋肉が緩んだのを、脳が「浮遊感」すなわち宙に浮いていると勘違いして、突如体に力が入り、ビクッと動いてしまうのだそうです。
本来体が宙に浮くなんてことはそうそうありません。ただ、脳は体が宙に浮いていると判断しているため、辻褄を合わせるように「落ちる夢」を見せるのだそうです。


つまりジャーキングと落ちる夢はセットで起きるのですね。落ちる夢以外にも転んだり、階段を踏み外したりする夢を見たときにもジャーキングが起きます。いずれにせよ、脳が不意に体の力が入らなくなるような瞬間の夢を見せているわけですね。

 

 

脳というのは精密に出来ているようで、案外勘違いさんなのです。少し処理できないことがあると夢などで辻褄を合わせようとするんです。


「いや、間違ってねーし!合ってるし!ほら落ちてるじゃん!今お前落ちてるじゃん!だから体に力が入らないんだって!!」


と言わんばかりに夢で辻褄を合わせようとしてきます。


金縛りも同じようなメカニズムだとされています。睡眠中はレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています。このうちレム睡眠のときは体は眠っていて、脳が起きている状態です。
この時に脳は、どれだけ命令しても体が動かないというわけのわからない状態に陥ってしまいます。するとまた辻褄を合わせようとして、


「ヤベェよ!ヤベェよ!女の幽霊がよぉ、お前の上によぉ、乗っかってるから動けねぇんだよぉ〜!!」


という具合に怖い夢を見せ、体が動かない理由を強引に紐付けようとするのです。
まぁ落下するとかはわからないでもないですけど、幽霊とかのせいにしちゃうってのは「妖怪のせいなのね」くらい理不尽じゃあないかなと思います。

 

 

落ちる夢を見るときは精神的に不安になっていますし、さらにビクッとジャーキングが起きてしまうときは体も疲れているときかもしれません。心も体も快適に過ごせるよう生活を見直しましょう!!

 

 

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